「ゴホン!といえば」のキャッチコピーを持つ龍角散。せき止め薬として広く知られ、多くの人に愛用されているアイテムです。そんな龍角散の缶がレトロだと話題になっていました。
龍角散は粉末状の医薬品と有名ですが、それだけではなくさまざまなタイプのものがあります。医薬品としては、粉末、フレーバー入り、カプセル、液体。食品としては飴、ゼリー状など、形態はいろいろありますが、今回話題となっているのは一番一般的な粉末タイプ。こちらは缶に入ってスプーンで直接救って水なしで飲むタイプのもの。とてもレトロなブリキ缶で作られた缶となっています。
話題のツイートや反応
一時期潰れそうになった龍角散だけど。1回分を小分けにして、フレーバーつけて飲みやすくしたダイレクトが大ヒットして。それで龍角散を知った若者が、龍角散の缶がかっこいいとかレトロでいいと言われて売れまくってるの。ほんと世の中どうなるかわからんね pic.twitter.com/NtocIqaUUH
— 咲来さん@ (@sakkurusan) March 18, 2024
龍角散は明治時代から続く咳止め薬として使われてきたアイテムですので、長い歴史があり、実際にこちらの缶が明治時代から使われてきたものではないと思われますが、デザインも最近にされたものではなく、昭和に作られたデザインがそのまま使われている本物のレトロな可能性がありますね。
実際に使ったら良く効いてびっくりしたといった口コミが多いです。また、「デザインがかわいい」「この世のものとは思えない味だ」「龍角散ダイレクトは効かなかったが、缶の粉は効いた」といったものも。
メンソレータムの缶も昔からあるブリキのレトロ調のものでしたが、近年は改良されてプラスチックが一部に使われてしまっていたりし、残念に思う人も多い中、こちらの龍角散はしっかりとブリキのレトロ感が残っていておしゃれ。小物入れとして使う人などもおられるようですよ。
龍角散の特徴とは
龍角散は粉末状となった医薬品であり、粉末を喉に直接に与えることで粘膜に直接作用し、せき、たん、炎症による不快感などを解消してくれる役割をもちます。
歴史は古く、約200年前の江戸時代末期に誕生したと言われます。藩薬として流通し、代を重ねるごとに改良を加え進化。藩内にて使われていた薬でしたが、明治4年に一般薬として販売することとなると大ヒット。現在でも咳止めとして愛用する方も多い薬として今日に至ります。
以上になります。コロナの収まった後の世界として、飛沫はより気になる人も多くなった印象があり、喉の調子が悪く咳をするのが少し気になる方も多いのではないでしょうか。龍角散の効果は長い歴史が証明済みなので、一度試してみるのも良いかもしれませんね。