レトロな電気ケトルを6選。デロンギやトフィーなど

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火を使わずに電気の力で水を沸騰させることができる電気ケトル。お茶やコーヒーなどの飲料やカップラーメンなどを作る際には使われることが多い、一般家庭にも浸透している電気機器です。大手メーカーなどからもリリースされており、製品の数も多く、デザインなども豊富。ここではレトロなデザインに絞っておすすめのおしゃれな電気ケトルを紹介していきたいと思います。

電気ケトルとは

水を入れてボタンを押すだけで簡単にお湯を沸かすことができる電気ケトル。沸騰後は自動でオフになり、取っ手が付いて簡単にお湯を持ち運び、注ぎ口からお湯を注いで使うことができます。注ぎ口は3角で広め細目のタイプがあり、さらにノズルのように長いものなどの種類があり、注ぎやすさもケトルの大きな特徴です。
電気を使い火を使わないので安全性は高いのですが、空の状態でお湯を沸かそうとボタンを押しても沸かすことができない空焚き防止や、シャットオフ機能が搭載されているものがほとんどでなので、安全性はかなり高い家電となっています。
また、便利なので使う頻度も高くなり、仕舞うことなく常に見える場所に設置する人も多いため、デザイン性に優れたものも多いのも特徴です。


ただ、これまでの機能を見るとお湯を沸かすという点を含めて電気ポットとにていると思いますが、違いなどはどういった点になるのでしょうか。

電気ポットとの違い

同じお湯を沸かす家電として電気ポットがありますが、ケトルとの大きな違いとして保温機能があるかないかになります。電気ポットには保温機能が付いているので、長い時間ポット内に温かいお湯を保温させておくことができますが、ケトルにはそういった保温機能があるものはほとんどがありません。ただ近年では保温機能のあるケトルもリリースされたりしており、数は少ないながらも増えてはきているようです。
また、もう一つの大きな違いとして、電気ケトルの容量は500ml~1Lのものが多く、電気ポットは1L~5Lと幅が広くなっています。これはケトルは持ち運んで注ぐ必要があるためにコンパクトな設計となり、電気ポットはその場に置いて持ち運ぶことはなく、保温しておき必要な時にボタンを押して使う構造なために大きくなっています。

持ち運んですぐに使うケトルに対して、対象物をポットまで持っていきその場で使うといった使用方法が製品の大きな違いを生むようです。

電気ケトルの選び方

容量

電気ケトルには0.4L~1.2Lあたりまでの多くの容量のものがありますが、その中でもだいたいが0.5L~1.0Lまでの大きさになり、選ぶ際は自分の使用目的に適した容量のものを選ぶことが一番大事になります。
容量の大きめのものを選んだ方が、さまざまな必要量に対応できるので便利ではありますが、容量が多ければそれだけサイズも大きくなり、インテリアとして見た時に、バランスが悪いといったことにもなります。お部屋にサイズに合わせたものの方がマッチしやすくはなりますので、必要以上に大きなものを選ぶのはあまりおすすめできないと思います。

素材

電気ケトルの素材には、ステンレス、プラスチック、ガラスといった種類のものがあります。それぞれ特徴に違いがあり、ステンレスは耐久性が高く洗いやすく、プラスチックは軽量で価格も安め。と、電気ケトルに適した特徴があり、主にこの二つの素材のどちらかで作られたもがほとんどになります。
その他のガラスはデザインが美しく、透明なので内部が目視でき、水以外になにか混入してしまった場合も確認することができるメリットがあり、さらにガラスには金属匂やプラスチックの雑味もない、クリアな水を感じることができる素材になります。メリットも多いのですが、落とした際に割れてしまうといった耐久性の弱さがあり、持ち運ぶ必要のあるケトルには少し向かない面も見えます。

注ぎ口

注ぎ口は製品によりさまざまですが、三角となって注ぎやすい作りをしているものがほとんどです。細い方が湯量を調節しやすく、特にドリップコーヒーなどを作る際にはより細く、スリムノズルタイプなどがおすすめです。こちらも仕様目的により選びたい所ですね。

スピード

電気ケトルはやかんや電気ポットに比べて、お湯を沸騰させるのが早いことが特徴の一つになります。沸くスピードも製品によりさまざまで、どうせなら同じ量でも沸くスピードが速いものを選びたい所ですが、早ければそれだけ電気量の使用も激しく、電気代も高くなるといったことにもなりますので気を付けたいです。

以上のような点を考慮しつつ、自分のスタイルにマッチしたデザインの良い製品を選びたいですが、ここからはレトロな電気ケトルを6つ紹介していきたいと思います。

DeLonghi(デロンギ) De’Longhi電気ケトル ケーミックス

シンプル・スタイリッシュ・コンパクトと、レトロで素敵なデザインの中にも使いやすさを備えたデロンギのケーミックスコレクションの電気ケトル。スパイシーレッド、クールホワイト、リッチブラックの3色が展開されており、どれも高品質なステンレススチールを使用し、耐久性も高く、レトロな見た目の中に高級感があります。
また、特徴的な大きなハンドルは人間工学に基づいて設計されており、360度回転するベースでどの方向からでも簡単に持ちあげられ、使いやすい設計となっています。

サイズ:幅210×奥行135×高さ230mm
容量:1L
素材:ステンレス

Toffy/トフィー 温度計付き電気ケトル K-KT3

Toffyの温度計付き建機ケトル「K-KT3」。中央の温度計はデザインとしてはレトロ感を演出しており、さらに一目で温度が分かる機能性も備えているので、お好みの温度のお湯を作れるので良い目安になります。
注ぎ口は細長くなっているのも見た目の特徴で、他のメーカーとは違い、垂直に落とせることで狙った所に確実に落とせ、ドリップコーヒーなどを作るのにも最適なケトルとなっています。グリップなども使いやすさをこだわった作りです。

サイズ:約285(W)×238 (H)×135(D)mm
容量:1L
素材:ステンレス

タイガー魔法瓶(TIGER) 蒸気レス電気ケトル

タイガー魔法瓶100周年を記念して作られた「レトロ柄復刻シリーズ」の電気ケトル「PCK-T060」。レトロ柄復刻シリーズは昭和時代のデザインを施しながらも、現代の技術により作られた懐かしさと新しさを融合させた家電シリーズで、電気ケトルの他にも炊飯器やトースターなどもラインナップされています。
昭和の花柄やストライプ柄がおしゃれな「PCK-T060」は、カップ1杯分が約45秒の業界最速スピード沸騰速度を誇り、6つの安全構造を誇る質の高い電気ケトルがベースとなったモデルです。

サイズ:14.30×25.00×18.50(cm)
容量:0.6L
素材:-

Smeg Cream 50年代レトロスタイル電気ミニケトル

1950年代風にデザインされたSMEGの電気ケトル「KLF05 」。SMEGはイタリアの家電メーカーで、ケトルの他にもこういったレトロデザインな家電をリリースしており、冷蔵庫など、キッチンに設置するだけでおしゃれな空間を演出できる特徴があります。
内面は質の良いステンレススチールを使用しており、清潔に保ちやすく、手動で80度の角度で開口して簡単に注ぐことができ、自動でシャットオフ機能も備わっており、安全につかうことも考えられた設計です。
その他、注意点としては米国で使用するように設計されたものとなりますので、コンセントと電圧は国際的に異なり、日本で使う場合はコンバータなどが必要になることもあるようです。

サイズ:-
容量:0.8L
素材:ステンレス

BRUNO(ブルーノ) ステンレスデイリーケトル

ブルーノらしいホーローライクなデザインをした電気ケトル「BOE072」。一人暮らしでも丁度良いサイズ感となっており、大ヒットしたコンパクトホットプレート同じデザインで、トータルコーディネートされており、フタにはBRUNOのエンボス加工が施され、デザインのアクセントになっています。
電源スイッチを押すだけのワンタッチ操作、沸騰中も手動で途中でOFFにすることも可能。また、内部は目盛りが付いているので、満水量が分かりやすいです。

サイズ:W240mm×H240mm×D135mm
容量:1L
素材:本体:ステンレス鋼、ハンドル・フタつまみ:ポリプロピレン、電源ベース:ポリプロピレン

Dr.HOWS GOYO (ゴヨ) 電気ケトル

やかんのようやフォルムが特徴的なDr.howの電気ケトル「GOYO(ゴヨ)」。レトロなやかんデザインは、継ぎ目のないステンレスを使って作られているため、一体感のある見た目がおしゃれ。
外部のプラスチックと内部にステンレスの2重構造となっているため、温めたお湯が冷めにくく、さらに外部のプラスチックを触っても熱くないといったメリットを持ち、また、水が届く場所は高品質のステンレス304を使用しており、耐熱性、耐食性が高く衛生的な使用となっています。

サイズ:W240mm×H240mm×D135mm
容量:1L
素材:プラスチック・ステンレス

以上になります。電気ケトルは常に見えるところにあるためにおしゃれなものが多く、その中でもレトロ感のあるデザインのケトルはより素敵にインテリアを飾ってくれるアイテムとなると思います。