復刻シリーズ第一弾という位置づけのポータブルカセットプレーヤー「CP13」がFIFOから4月26日にリリース。金額はオープンですが、19800円程度になるとされています。
概要
世代によっては懐かしさのあるカセットプレーヤーですが、今時?と思う方も多いかもしれません。ただ、こちらは注目度も高いようで、実際cp13を紹介したSNS記事ではかなりのイイねボタンが押されています。
カセットプレーヤーは今となってはレトロなアイテムであるとは思いますが、CP13のデザインはとても現代的。それでもやはり懐かしさを感じさせるアイテムではあり、再生したいカセットテープを持っているなら可愛らしく愛着を持って使うことができそうです。
懐かしさだけでなく、構成部品のサプライチェーンと協力し試行錯誤を繰り返し作られた、新時代のカセットプレーヤーとなっているとのことですので、詳しく見ていきたいと思います。
従来のカセットテープとの比較など
まず、内部には直径30.4mm、厚さ4mmの超大型純銅製フライホイールを採用しています。これは一般的なテープレコーダーのものよりも大きい設計で、これにより再生時にテープのリールがスムーズに動き、ワウ・フラッターを極めて低く抑えることができるので、より安定した音声を実現できるようになっています。
4.2V電源という高電圧で動かすモーターが搭載されています。こちらも一般的なものに比べて高い電圧で、モーター速度安定化回路と連動。必要に応じてモーターの抵抗を増加させることで、動作速度を安定させることが可能となっています。
品質に優れたもののみを選別した磁器ヘッドは、左右のチャンネル差を一般的なカセットプレーヤーよりもはるかに少なく、最小限に抑えることができて高音質を実現。さらに、厚みをましたカバーにより外部干渉に対する保護や耐摩耗性も向上しています。
また、長所の一つとして1800mAhのリチウム電池を搭載していることにより、13時間の長時間稼働ができ、268日間の待機時間を実現している。さらにデュアルモード電源を採用しており、5V電源アダプターに接続するとUSB-type-cポートからの充電が可能と、カセットプレーヤーながら現代的な仕様となっています。
さらに詳しい情報はこちらを参照
スペック
カラー | Black & White / Blue |
出力端子 | 3.5mmステレオミニ |
出力レベル | 250mV以上 (32Ω) |
インピーダンス | 8-150Ω |
S/N比 | ≧55dB |
対応するテープの種類 | Type I ※ CP13にはテープの種類を判別する機能および種類ごとに規格上定められている再生イコライザを割り当てる機能がないため、常にType Iの再生イコライザが適用されます。そのため、非対応となるTypeⅡ/Ⅲ/Ⅳのテープを再生した場合、正常に再生することができません。非対応のテープを再生してもCP13本体やテープが破損することはございません。 |
対応するテープの長さ | 60分以下 ※ 60分を超える長時間テープは大変薄く伸びやすいため、メカに巻き込まれる虞があります。万が一60分を超えるテープを使用し、巻き込まれ等による破損が生じた場合、保証外となりますことを予めご承知おきください。 |
バッテリー容量 | 1800mAh |
電池寿命 | 13時間 @40mV |
スタンバイ | 268日間 |
サイズ | 約120×88.3×31.8mm |
重量 | 約310g |
付属品 | ・取扱説明書 ・製品保証書 ・USB Type-A to Cケーブル ・保護フィルム |
ネット販売URL
amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CYP26K5T?th=1
楽天:https://biccamera.rakuten.co.jp/item/4562314018578/
4/16日発売ながらかなり人気のようで、すでに売り切れている店舗も多いですし値上がりもしていたりします。こういったおしゃれなカセットテーププレーヤーを求めていた人が多かったのかもしれませんね。